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サッカー ワールドカップ、イギリスでなくイングランドのなぜ? まとめ。

FIFAワールドカップでは、各国1代表チームの参加が原則です。
ですが、イギリスからはイングランドをはじめ、スコットランド(予選敗退)、北アイルランド(予選敗退)、ウェールズ(予選敗退)の4チームが参加しています。
大会ではスコットランドとイングランドは同じFグループで戦いました。

※2018年大会。

この特別扱いはなぜなのか。
それは、サッカーの歴史とイギリスの歴史が関係しています。
その関係をまとめました。

 

1.サッカーの歴史

-1 サッカーはイギリス発祥

サッカーは、19世紀中ごろ(日本では天保の改革の頃、その10年後ペリー来航)イギリスのパブリックスクールでルールを決めてプレーされるようになったのが、スポーツとしての始まりです。
パブリックスクールは富裕層の子どもが通う名門私立中等学校で、イートン校、ウェストミンスター校などが有名です。

その頃からフットボール協会(FA)を設立しFAカップ大会などが行われていました。

サッカーはイングランド全域に普及していき、1888年にはプロリーグが誕生しチャンピオンシップが開催されるようになりました。

1846年当時のイングランドのフットボールの様子

1890年にはアイルランドリーグが、1891年にはスコットランドリーグが続き、庶民のスポーツとして浸透していきました。

-2 イギリスからヨーロッパ、南米へ

その頃のイギリスは産業革命を成し遂げ世界各地から原材料を輸入し工業製品を輸出し「世界の工場」と呼ばれていました。
また植民地を拡げ移住を進めるなど強国となってイギリス帝国を形成していました。

貿易が盛んになると、それに伴って人の移動も盛んになります。
イギリス人は行った先々でサッカーをして、それが広まっていったのです。

ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカへと広がっていきました。
今、ヨーロッパではフランス、スペイン、ポルトガル、ラテンアメリカではブラジル、ウルグアイなど強い国がたくさんありますが、大英帝国の商人たちが元だったのです。

-3 FIFA設立

スポーツはさまざまなチームで対戦することに楽しみがあります。
サッカー人口が増加すると各国はチーム同士の試合の調整を行おうとサッカー協会を設立しました。

国内だけでなく、外国との対戦へも視野を広げるようになります。
各国はイギリスとの対戦を熱望しましたが、イギリスは圧倒的に強く、後発国と試合を行うことには無関心でした。

オランダサッカー協会の事務局長がイングランドに国際的なサッカー組織を作ることを提案しましたが、無視されました。

そこでオランダサッカー協会の事務局長とフランス体育スポーツ協会連合の事務局長が中心となってイギリス抜きで1904年FIFAを設立したのです

フランス体育スポーツ協会連合の事務局長・初代FIFA会長ロベール・ゲラン

-4 第1回ウルグアイ大会

第1回大会は1930年ウルグアイで行われました。
ウルグアイは建国100周年のイベントで誘致したのです。

参加国は
ヨーロッパ:ベルギー、ルーマニア、ユーゴスラビア、フランス
中南米:ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル
北アメリカ:アメリカ、メキシコ
の13カ国。
決勝はウルグアイ対ブラジルでウルグアイが優勝。
開催国マジックはこの時には始まっていたのですね。

-5 第4回ブラジル大会

断トツで強かったイギリスでしたが、この頃には各国も力をつけイギリスと試合をして勝つようになってきていました。
そしてイギリスも1950年第4回ブラジル大会からFIFAワールドカップに参加します。

この時、イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4組織での加盟となり、この時以来、ワールドカップでイギリスは4チームが参加しているのです。
FIFAの方がイギリスのそれぞれのサッカー協会より”新参者”ですから、サッカーの発祥の国で強い憧れのイギリスが加盟してくれるなら、四つでもかまわない。という姿勢があったのでしょう(ここは調べきれていません。わかったら追記していきたいと思います)。

では、なぜ4チームなのでしょうか。
それはイギリスの歴史を見てみましょう。

2.イギリスの歴史

-1 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の意味

イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国です。
つまり、グレートブリテンと北アイルランドを合わせた名が国名になっているといったところです。

グレートブリテンももともとは合わせた名でした。
イングランド、ウェールズ、スコットランドです。

イギリスはイングランド+ウェールズ+スコットランド+北アイルランドで構成された国です(ここで、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドとサッカーチームの名前が揃いました)。

もともと別の国だった地域でしたが、イングランドが合同という形をとりながら飲み込むかたちで現在のイギリスになりました。
ですので、それぞれが独自の文化をもち独立心が強いのです。サッカー協会も4地域別々に存在しているのです。

なぜ四つが一つになったのかについては


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