イギリスの国旗
イギリスの国旗には、イギリスが今の国になるまでの過程が組み込まれています。
過程1 初代ユニオンフラッグ誕生
別々の国として争いを続けていたイングランドとスコットランドは1603年、スコットランド王がイングランド王を兼務する形で同君連合を形成しました。
イングランドの旗とスコットランドの旗を重ね合わせて「バッテン十字」の連合王国旗、初代ユニオンフラッグができあがりました。
イングランドの旗
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スコットランドの旗
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初代ユニオンフラッグ
過程2 現ユニオンフラッグ誕生
1801年、アイルランドはイギリスに併合されます。
ここに「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」が成立しました。
初代ユニオンフラッグに、アイルランドを象徴する「赤バッテン」が加えられて現在のユニオンフラッグができあがりました。
この「赤バッテン」はもともとアイルランドで使われていたわけではなく、組み合わせの時にデザイン的に「いいんじゃない?」と決まったようです。
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アイルランドの「バッテン」は4カ所上・下が交互になっています。
ウェールズの旗は!!??
ウェールズは公国であったこと、制度的には16世紀にイングランドと一体化していたことで、無視となったようです。
ドラゴンは存在感がありすぎたのでしょう。
ウェールズの旗
イギリスの正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国です。
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