アイキャッチ画像 こんなに考えて選ぶのか~
アイキャッチ画像はこれ
ブログやウェブサイト、SNSでは、記事が目立つようにタイトルと合わせてイメージ写真を表示させることが一般的です。
そのイメージ写真がアイキャッチ画像です。
このブログでも当初は「記事一覧の画面で画像が入ると表示できるタイトルの数が減ってしまう」「いらないなー」と考え、アイキャッチ画像のスペースは削除する方向にエネルギーを使っていました。
ところが、考えてみるとネット上には写真がいっぱいです。
「せっかくだから試しに入れてみようかな」と写真を選んで入れてみると。
キレイ、楽しい・・・。
それもそのはず、紙の書籍でいえば表紙の部分です。
表紙のデザイン、写真選びは本づくりの醍醐味です。
いくつかのパターンを作成し、あーでもないこーでもないとブラッシュアップしたデザインが仕上がって、無機質な文字のページをくるんだ時のうれしさはひとしおです。
それが、1記事について一つの写真を添えることができるのはネット媒体ならではの贅沢、おもちゃ売り場に野放しにされた子どものような気分で、アイキャッチ画像探しにいそしみ始めました。
続けていくうちに、はて? みなさんはどうやってアイキャッチ画像を探して決めているのかしら? の疑問が生じるように。
その時、出会ったのが一つのe-BOOKです。
衝撃のe-BOOK
それが、
【THE SELECTED EYECATCH】です。
執筆者は小笠原広記さん。
PDF形式の電子ブックで全89ページ。
「えー、アイキャッチってこんなに考えて選ぶのか~」と頭をかかえるほどの濃い内容です。
目次を紹介すると
・次の画像を10秒間観察してみてください。 ・1枚のイメージ画像には言葉では語れない情報が含まれている ・ブログのアイキャッチ画像が担う3つの重要な役割 ・SNSユーザーの反応率を高める!6つのアイキャッチ画像選定テクニック ・ブログ全体の印象を整えるために意識するべきゲシュタルトとは?魅力的なデザインのブログにするための3つのポイント ・ブログ自体のコンセプト(ジャンル)を明確にする ・コンテンツの価値を高めるために 知っておくべき”空間”の役割とは? ・「その画像使って大丈夫!?」画像にまつわる3つの権利 |
これらについて、順序立てて、具体例を示しながら説明がされています。
読みやすい文章で、著名人の思考の引用、広告代理店の人がプレゼンで使い倒していそうなカタカナ専門用語を織り交ぜながら飽きさせません。
詳細解説はリンクでウェブページに飛びます。
レイアウトも文字サイズを変えていたり、色を付けたりなどで長めの文章もアクセントがついて視覚的に入ってきます。
それになんといっても画像が潤沢で説明がわかりやすい。
ここはウェブ記事の得意な部分ではありますが、やはりデザインがかっこいいことでbookとしてのクォリティが高められています。
小笠原さんはデザイナーさんでありながら、ライティング、デザイン、編集、営業、広告代理店のパーティションを軽々と越え、一人e-BOOK出版を実現されています。
ネット上のコンテンツは玉石混交、メールアドレスを入力させようとする目的が主のものが多いなか、きちんと問いへの回答が用意されていてこれが無料。
本の編集者としてははっきりいって絶望的な、ブログビギナーとしては希望の星となる衝撃の本でした。