eスポーツ
初のプロ野球のeスポーツリーグ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」が11月10日に開幕します。
eスポーツとは
eスポーツは簡単にいうとスポーツのジャンルに特化した対戦型ゲームです。
electronic sportsと表記されます。
対戦型ゲームというとこれまでは、個人が個人のスペースでインターネットを通じて友人やつながった相手と対戦するのが通常のかたちでした。
これが最近は実際のイベントとして会場が設けられ、そこにプレイヤーが出向いていってモニターを共有しながらゲームを進めていく公開方式が広がってきています。
会場にはプレイヤーばかりでなく、対戦をモニターで観戦するギャラリーが設けられ、”応援するファン”も存在します。
野球のeスポーツ
「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」は、コナミデジタルエンタテインメントの野球ゲーム「実況パワフルプロ野球2018」を舞台にペナントレースを争うイベントで、コナミデジタルエンタテインメントと日本野球機構(NPB)が共同開催するものです。
予選はインターネット上で行われ、2018年9月1日に東日本選考会が東京ミッドタウンのコナミホールで開かれ、実技審査と面接による選考が行われました。
その後西日本も含め36人が選抜され、プロ選手候補となりました。
ここからは本格的です。
9月30日にはドラフト会議が開催され各選手がセ・パ両リーグの球団からの指名をうけ所属球団が決定しました。
eペナントレースの期間は11月10日~12月9日、報酬総額は1200万円が用意されています。
サッカーのeスポーツ
野球の他、サッカーのeスポーツも盛んになっています。
2018年夏、ジャカルタでアジア大会が開催されました。
その際、サッカーのeスポーツ「ウイニングイレブン」が公開競技として採用されました。
大会では日本代表が準決勝でマレーシア、決勝でイランを下して優勝、金メダルを獲得しました。
eスポーツは2022年に中国で開催されるアジア大会では正式競技となる予定だそうです。
オリンピックでも?
国際オリンピック委員会(IOC)もこの人気に目を付け2024年のオリンピック・パリ大会では追加種目になる可能性があるといいます。
eスポーツはスポンサー料、広告収入、放送権、グッズ販売などが見込めるあたらしい市場ということで、これまでスポーツに縁のなかった「インドア派」層も取り込めることが魅力のようです。
しかし、です。
ネットゲームはスポーツなのか? という素朴な疑問はどうしたってふりはらえないように思います。