「egg」復活

安室奈美恵さんが2018年9月に引退します。

安室さんといえば当時の小学生から高校生までのおしゃれ女子に絶大な支持をうけたカリスマ的アーティストでした。

茶髪のロングヘア、細い眉、ミニスカート、ブーツという安室さんなりきりファッションで身を固めたアムラーが大量発生していたのは1996年の頃です。

 

この少し前、コギャルというジャンルの女子が渋谷の街を席巻していました。

この人たちの定番はなんといってもルーズソックス。

制服に、ぶかぶかのソックスをはき、ちょうどいい高さで止めるのが肝でソックタッチが必需品でした。

ルーズソックス

 

メイクでは日焼けサロンで焼いた肌と茶髪が大流行し、年々過激さを増し顔を黒く塗って目の周りを白く縁取る「ガングロ」メイクに発展、1998年頃にはさらに濃さが加わった「ヤマンバギャル」に行きつきました。

ガングロ

 

このコギャルたちの流行を牽引していたのが、月刊雑誌「egg」。

街角のおしゃれな女子のスナップ写真を掲載し、読者モデルやカリスマモデルを生み出してきました。

 

一時eggも出版不況の波に押され休刊となっていましたが、今年、ウェブ版で復活しました。

雑誌とともにコギャルも復活。短めのルーズソックルでパラパラを踊っているのだそうです。

ウェブ版「egg」は⇒こちら

 

あの昭和のおじさんたちを驚かせた平成のコギャルが来る新元号のコギャルに”見習われている”のも時代を感じます。

 

今日も梅雨らしい雨です。

シューベルト交響曲第1番4楽章。

シューベルトがこの曲を作ったのは16歳の時だそうです。  >>>こちらから聞けます

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