世界難民の日
6月20日は国連総会で決められた「世界難民の日」です。
なぜ国連は「難民の日」を設けるのでしょうか。
それは、難民とは戦争の形の現れに他ならないからです。
戦争の映像を見ると、自分がエヴァンゲリオンのパイロットだったら。
投下される爆弾を握りつぶし、ミサイルを叩き、市民を安全な場所に運びたいという気持ちになります。
実際それは叶いません。
自分が軍事作戦に参加できるわけもなければ、攻撃を止めさせることもできず、負傷者を助けることすらできません。
でも、難民となって国外に逃れてきた方々を支援することはできます。
難民を支援するということは、エヴァンゲリオン・パイロットにはなれないけれど、戦争は止めたいのだ、断固としてNGなのだ、という自らの意思を表明することです。
難民支援活動に参加することは、自分の思いを宣言するための国際社会への清き1票です。
ではどのような1票があるのか。
一つに募金があります。すでに支援活動をしている組織に募金をすると、活用してくれます。
また、お金は厳しいという場合は、自分で募金を集めるという手があります。
学校に募金箱を置いたり、サークル活動で集めたり。
その他、具体的にどのようなことができるのか、難民支援活動の具体的な内容については支援活動を行っているNGO団体「難民を助ける会」のウェブサイトに紹介されています。
「難民を助ける会」は40年弱活動を続けているNGOで、募金を無駄なくスタッフが現地で活用してくれるので、おすすめです。
難民を助ける会ウェブサイト⇒