タッキー、校長先生に?

タレントのタッキーこと滝沢秀明さんが年内いっぱいで芸能活動を引退することが発表されました。
タッキーは1995年13歳でジャニーズ事務所に入所し、2002年に今井翼と「タッキー&翼」のユニット名で歌手デビューをしました。
入所から23年、歌手デビューから16年の今年、ユニット解散と芸能活動の引退となったわけです。

タッキーのお仕事

タッキーはジャニーズ顔の教科書的な透明感のある端正な顔立ちでジュニアの時代から大注目を集めていました。
ドラマでは2005年のNHK大河ドラマ「義経」での五月人形のような義経役を思い起こす方も多いのではと思います。
しかし、その後は思いのほか地味で”爆発的な人気で世間を席巻”という風は吹きませんでした。
そんなタッキー、素人が知らない間に舞台で活躍していたのでした。
2006年からというのですから、今から12年前からです。
「滝沢演舞場」と題するミュージカル作品で主演を務めます。
義経の出で立ちがかっこよすぎたのか、それを踏襲したような「白虎隊」「義経千本桜」など日本の歴史的な場面をモチーフにした舞台です。
2010年には主演に加え演出デビューも果たし、タイトルも「滝沢歌舞伎」となります。
滝沢歌舞伎にはジャニーズ事務所の若手が多く出演しています。
テレビで歌番組が減ってきている昨今、いわゆるバックダンサーの需要も乏しくなり、この舞台で一気にジュニアに機会を与えているといった様相です。

タッキー36歳

そのタッキーが今36歳だといいます。
36といえば通常の会社員だったら中間管理職の層ですが、タッキーもジャニー喜多川さんからは全面的な信頼を得ながら、ジュニアの面倒を一手に引き受け舞台を作り上げて行く姿はまさに立派な組織のリーダーです。関係者からは「小さなジャニーさん」と呼ばれ、ジュニアからは慕われているというのですから、統率力があるのでしょう、管理者研修で講演してほしいくらいです。

今後は育てる立場に専念

今後は、ジャニーズ事務所のグループ会社で後輩の育成に専念するということです。
育てる場を新しく作るというのですから、これまでの「お姉さんが自分の知らないうちに履歴書送っちゃって、ジャニーさんから電話がかかってきて・・・」のようなやり方とは別の方法になるのでしょう。
吉本興業も養成所がありますし、今後このようなスクール、学校で育てて行く方向があるかもしれません。

ジャニーズスクール勝手に予測

芸能人の育成というと、宝塚音楽学校があります。これは宝塚歌劇団入団を前提とした教育が行われる2年制の私立学校です。
応募資格は中卒あるいは高卒および卒業予定の女子です。
学校ではあるものの、中卒と高卒が一緒に受けることができるわけで、普通の学校とは異なる各種学校に分類される機関です。

各種学校とは

各種学校とは職業学校的な学校で、現在はおもに調理や珠算、音楽などの学校があります。
教育内容や教員数、設備など決められた基準を満たすと都道府県が認可したもので、教育期間は原則1年以上です。
近年は日本語学校や中華学校なども増えてきています。

職業教育的な学校で、他にもう少し幅広く学べる学校に専修学校があります。

専修学校とは

専修学校とはいわゆる専門学校です。
専門学校の正式名は専修学校専門課程です。
高校を卒業したあとに入学します。
1年制から4年制があります。
専修学校にはもう一つ専門課程の前段階の専修学校高等課程があります。
ここは、中学を卒業したあとに入学できます。
1年制~3年制があります。

タッキーの入所が13歳、デビューまで年齢の幅が欲しいとなると、ジャニーズスクールは高等専修学校が適当ではないかなと想像します。

専修学校高等課程の入学式に校長先生の挨拶があるとすると、入学希望者(母が)ハンパないことが予想されます。

にしましても。
この36で卒業をきっかけに、36歳以上はジャニーズ事務所のアイドルっていうのではなくて、喜多川事務所のタレントとして活動させてあげるわけにはいきませんでしょうかね。
おじさんが、アイドルとしてお詫び会見しているのは気の毒すぎて。

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