2分でクラシック最後は。チャイコフスキー交響曲第5番1楽章

シリーズ 2分でクラシック 93/93

チャイコフスキーは富豪の未亡人メック夫人から経済的支援を受けられるようになったため、音楽院の教師を辞めました。作曲に専念でき金銭的にも余裕ができた最初の交響曲が第5番です。
ですが、完成時は本人は気に入っておらず「おおげさに飾った色彩があり、まがいもののような不誠実な曲」だとメック夫人に伝えたということです。演奏の結果は大評判で、気をよくしたということです。

1楽章は入りはクラリネットが静かにちょっと葬送行進曲的な感じのメロディーを奏でます。2分半を超えたくらいから「ザ ザ ザ ザ」とヴァイオリンが少し早めにテンポを刻み、クラリネットがメインで第2のメロディーが出てきます。これをさびにしました。

新型コロナウィルスの感染が拡がり、政府が東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に緊急事態宣言を発令したのが4月6日、医療崩壊の危機も報じられ始めた4月13日から「シリーズ 2分でクラシック」を93本の予定で連載してきました。
当時はこれが完了するころには落ち着いて「新型コロナウィルスってあったよねー」くらいになっているだろうと希望的観測を持ちながら始めたものの、3カ月後の今日、事態は収束するどころか感染者数は東京を中心に全国でも増えてきています。
「ステイホーム」「ソーシャルディスタンス」「3密」がおまじないかのように言われているそんな中、政府は「Go To トラベルキャンペーン」を強硬しました。
そんな日、シリーズ最終回を飾るのはチャイコフスキー交響曲第5番1楽章です!

さびメロディーをまとめて聴くのはこちら
「さびから入門クラシック」

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