ロシアの「陰鬱な土地」 チャイコフスキー交響曲第1番【冬の日の幻想】2楽章

シリーズ 2分でクラシック 80/93

チャイコフスキーはロシア革命前夜法務省勤務を辞めて音楽学校へ行って作曲家になりました。後れを取っていたヨーロッパの音楽のレベルに高めようとしていた時代の申し子として才能を開花させました。ヨーロッパに追い付け追い越せとはいえ、ロシアの魂は忘れずにロシア民謡を取り入れるのがチャイコフスキーのやり方でした。1番は冬のロシアの国土への愛着をテーマにした曲といわれ、民謡風旋律が効いています。

2楽章はゆっくり染み入るバレエ音楽のような調子で始まり、メインの旋律が出てきます。始まって1分40秒過ぎくらいからの、むせび泣くオーボエに寄り添うフルートのところがさびです。弦に旋律が渡り、少しの晴れ間、といった感じです。「陰鬱な土地、霧の土地」の標題があります。

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「さびから入門クラシック」

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