会議は踊る!ベートーベン交響曲第8番1楽章

シリーズ 2分でクラシック 58/93

第8番は1814年に作曲されました。
この年はナポレオンが追放されてウィーン会議が開催された年です。
ヨーロッパ各国は以前の自国領土を取り戻せる自信回復とどこまで?という駆け引きの緊張感がみなぎっていたのではないでしょうか。
8番はオーストリアの貴族でベートーベンと仲良しのルードルフ大公がパトロンとなった曲です。
ナポレオン前のよき時代への回帰の喜びと、新時代への不安が織り交ざったメロディーに聴こえます。
調性はヘ長調。ヘ長調は第6番【田園】と同じ。牧歌的調です。

さびは冒頭からです。「さあ、平和な世界で舞踏会の開幕です」といった調子。各国首脳が集まったものの結論がでずに「会議は踊る、されど進まず」といわれたウィーン会議のまさに「会議は踊る」を映したような調子です。

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