ベートーベン、すごいドン・パチ曲

シリーズ 2分でクラシック 37/93

フランス革命が起こると、民衆の熱気と同調するような革命歌的な音楽が盛んに作曲されました。
を祝祭する音楽が
「~行進曲」「〇〇の勝利」「〇〇の祭典」のようなタイトルで、式典で演奏される祝祭的オーケストレーションの曲だったようです。

旧体制を崩壊させいざ自由の国に、という勢いだったフランス革命ですが、その後国内は混乱し政治が不安定になりました。
そのようなときに、軍人としてフランスを脅かす周辺国を抑え、政治力も発揮し国民の間に名声を高めたのがナポレオンです。

ナポレオンは逆戻りの気配も見せる政府にたいし、クーデターで新政府を樹立しトップに立ち、独裁的権力を手にしました。

ナポレオンはヨーロッパ全体に勢力を広げようと、イタリア、エジプト、ドイツ・オーストリア、イベリア半島、ロシアに遠征し、広範囲を征服することに成功しました。

ナポレオンの進撃に際しても音楽家はイメージを曲で表現し、ニュースのように提供されたといいます。

スペイン攻略時のトラファルガーの海戦
オーストリア領・アウステルリッツの戦い
ロシアのモスクワ会戦

などの戦いをテーマにした曲が作られました。

トラファルガーの海戦では、オーストリアの作曲家やドイツのピアニスト、ボヘミアの音楽家らがそれぞれ作曲しています。

スペインのビトリアの戦いでフランス軍を破ったイギリスのウェリントン侯爵を称えてベートーベンが作曲したのが、「ウェリントンの戦い」です。
1813年の作品です。
すごい、ドン・パチ。

ベートーベン作曲「ウェリントンの戦い」

今日の1楽章は
ベートーベン交響曲第4番3楽章

さびメロディーをまとめて聴くのはこちら
「さびから入門クラシック」

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