ザルツブルク音楽祭とモーツアルト

シリーズ 2分でクラシック 34/93

ザルツブルク音楽祭はオーストリアのザルツブルクで毎年夏に開催される音楽イベントです。
世界中から有名な音楽家、アーティストが集結し1カ月以上にわたり繰り広げられる音楽のお祭りです。

オペラ、演劇、コンサートの200公演以上がプログラムされます。

コンサートは特に重要な柱で、ソロコンサート、歌曲、室内楽、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの演奏が行われます。

この音楽祭の歴史において有名なキーマンが二人います。
一人はリヒャルト・シュトラウス。

モーツアルトやベートーベンからおおよそ100年ほど後の時代の作曲家で、有名な曲に『ツァラトゥストラはこう語った』があります。
第1次世界大戦末期、シュトラウスらが中心となってもともと伝統的な演劇イベントをザルツブルク音楽祭として発展させました。

『ツァラトゥストラはこう語った』は曲の出だしが映画『2001年宇宙の旅』冒頭で使われて有名です。
この曲はここだけ聞けば全てよし、という感じです。

『ツァラトゥストラはこう語った』



そして、キーマンのもう一人がヘルベルト・フォン・カラヤンです。

第2次世界大戦で音楽祭も危機的な状況に置かれました。
戦後、芸術監督として立て直し軌道に乗せたのがカラヤンです。
カラヤンは指揮者ですが、音楽を音だけでなく見栄え良く雰囲気を作って客を楽しませることも重要視していました。

「モーツアルトを生んだ町ザルツブルクの音楽祭」のイメージが今では強くありますが、リヒャルト・シュトラウスが音楽祭を企画するまでは、ザルツブルクの人は誰もモーツアルトのことは意識していなかったという話もあります。

今日の1楽章は
モーツアルト交響曲第36番【リンツ】2楽章

さびメロディーをまとめて聴くのはこちら
「さびから入門クラシック」

関連記事一覧