ハプスブルク帝国とモーツアルトの曲名

シリーズ 2分でクラシック 31/93

モーツアルトが生まれたザルツブルクからウィーンに活動拠点を移したのは1781年です。
ザルツブルクはザルツブルク大司教が君臨する独立国。
ウィーンは大帝国ハプスブルクの首都。

ウィーンに来てから作曲された交響曲は6曲です。

交響曲第35番 『ハフナー』1782年
交響曲第36番 『リンツ』1783年
交響曲第38番 『プラハ』1786年
交響曲第39番 1788年
交響曲第40番 1788年
交響曲第41番 『ジュピター』1788年

このうち、ハプスブルク帝国の地名が副題になっているのが2曲あります。
『リンツ』『プラハ』。
モーツアルト自身が副題をつけたわけではないと思われますが。気の合わないザルツブルク大司の元を飛び出してハプスブルク領内に入り伸び伸びと活動している様子が見えてくるようです。
リンツはオーストリアですからあたりまえにしても、プラハは現在のチェコです。
なぜチェコに? と思いますが、下記の地図を見ると違和感なく理解できます。

18世紀中頃のハプスブルク帝国

プチ・クエスチョン

Q1. 『リンツ』『プラハ』は地名です。では『ハフナー』はなにを表しているのでしょうか。

A.
ザルツブルクの富豪ハフナー家です。touch



ハフナー家の息子の爵位授与式用に作曲されたものです。

今日の1楽章は
モーツアルト交響曲第38番【プラハ】2楽章

さびメロディーをまとめて聴くのはこちら
「さびから入門クラシック」

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