モーツアルトとフリーメイソン

シリーズ 2分でクラシック 29/93

フリーメイソンのシンボルマークの一つ

モーツアルトはフリーメイソンの会員であったことが知られています。
フリーメーソンは秘密結社的な組織で、秘密結社というと”謎に包まれた世界を裏で支配する正体不明の怪しい集団”といったイメージがあります。

ですが、秘密結社的なのは会則や儀式があって非公開な部分が多いというだけで、陰謀やオカルトの世界ではありません。

「自由・博愛・平等」の思想をもつ貴族や政治家、芸術家などさまざまな分野の有力者の交流の場でした。
当時は、権力者・貴族が支配する階級社会にたいして、国民の不満が高まっている時代で「自由・博愛・平等」の精神は進歩的な考え方でした。
ハイクラスの進歩人のサロンといったところでしょうか。

フリーメイソンは儀式がカルト的ということでローマ教皇から異端として取り締まられることもありました。

モーツアルトは1784年、28歳の時にフリーメイソンに入会しました。
ですが、すでに11歳の時にフリーメイソンとかかわっていて、「歓喜に寄す」という曲を作曲しています。

モーツアルトは、生まれ育ったザルツブルク時代にフリーメイソンを取り締まったローマ教皇の次に偉い大司教のもとで宮廷音楽家として働いていましたが、大司教と馬が合わず、ウィーンに移りました。

馬が合わなかったのもうなずけます。

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プチ・クエスチョン

Q1. モーツアルトがフリーメイソンのために作ったオペラはなんでしょうか。

A.
「魔笛」touch



主人公タミーノが試練を乗り越えてたどり着く神殿はフリーメイソンのロッジ(本部)、神殿で待つ司祭ザラストロはロッジの主催者を表しているとみられています。

今日の1楽章は
モーツアルト交響曲第41番2楽章

さびメロディーをまとめて聴くのはこちら
「さびから入門クラシック」

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