『フィデリオ』序曲 夫か妻か。

シリーズ 2分でクラシック 18/93

オペラには序曲があります。
『フィデリオ』にも序曲があります。
現在演奏されているのは『フィデリオ』序曲ですが、オペラが作曲された当初の序曲は『レオノーレ』というタイトルでまったく違う音楽でした。

なぜ、『レオノーレ』か。
これには劇場でタイトルをつけるときの事情によるもののようです。

オペラ『フィデリオ』の主役は、夫・フィデリオを助ける妻・レオノーレの方ですから、本当はオペラのタイトルも『レオノーレ』が順当で、序曲も序曲『レオノーレ』となりましょう。
ですが、すでに同タイトルのオペラが別にあったということで、劇場側の判断で夫名『フィデリオ』が採用になったといういきさつがありました。
ベートーベン自身は『レオノーレ』を希望していたということで、せめて曲名だけでもということで、序曲は『レオノーレ』としたのでしょう。

現在の序曲『フィデリオ』はこちら




今日の1楽章は

ベートーベン交響曲第4番2楽章

「さびから入門クラシック」

関連記事一覧